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2017.09.27 映画イベント情報

チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ映画祭

「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」とは、60年代のチェコスロヴァキアの映画作品群を指す言葉です。
チェコスロヴァキアの60年代は、社会主義と圧政に対する改革運動が興り、今までにはなかった自由な空気と鋭い知性とが花開いた時でした。この時期のチェコスロヴァキア映画は、アカデミー外国語映画賞、ベルリン映画祭金熊賞、カンヌ映画祭など国際的な賞を受賞し、クオリティの高さと開放性から、現在でも高く評価されています。

『パーティーと招待客』監督:ヤン・ニェメツ
配給:チェスキー・ケー
©:State Cinematography Fund

なぜ今、「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」?

いま、「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」を観るとすればなぜなのか・・・。まずは本映画祭でも上映される映画「パーティーと招待客」に寄せられた周防正行(映画監督)氏のコメントを引用しましょう。

とりあえず歴史的、政治的に読み解くことを禁じてみよう。映っているのは「空気」だ。「空気」の映っている映画は面白い。ただし、見た者に問われるのは、その「空気」をどう吸って、どう吐くかだ。今という時代に。

60年代の 「プラハの春」と呼ばれる民主化運動は、ソ連の介入・市街地への戦車の侵入を受けた「チェコ事件」で押しつぶされてしまいます。その間に花開いたチェコスロヴァキア映画の「黄金の60年代」。
本映画祭は「自由と抵抗」をテーマにし、政府に批判的な作品と判断されてニェメツ監督が逮捕され国内での上映が禁止された『パーティーと招待客』、日本初公開となる『愛の殉教者たち』、「プラハの春」の象徴とも言うべきヒティロヴァー監督の『ひなぎく』の3作をメイン上映としています。
さらに、日本でもよく知られているゼマン、メンツェル、イレシュなど、さまざまな監督の作品を含め、全9プログラムのラインナップです。

全9プログラムご紹介

Aプロ『パーティーと招待客』監督:ヤン・ニェメツ
Bプロ『ひなぎく』監督:ヴェラ・ヒティロヴァー
Cプロ『愛の殉教者たち』監督:ヤン・ニェメツ
Dプロ『狂気のクロニクル』監督:カレル・ゼマン
Eプロ『大通りの商店』監督:ヤーン・カダール、エルマル・クロス
Fプロ『受難のジョーク』監督:ヤロミル・イレシュ
Gプロ『火葬人』監督:ユライ・ヘルツ
Hプロ『つながれたヒバリ』監督:イジー・メンツェル
Iプロ『闇のバイブル/聖少女の詩』監督:ヤロミル・イレシュ

上映時間は公式サイトでご確認ください。


映画祭情報

「チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ」 60年代チェコスロヴァキア映画祭
【開催期間】 11 月11日(土)〜12月1日(金)
【場所】 シアター・イメージフォーラム
    東京都渋谷区渋谷2−10−2
【料金等】 前売り券、当日販売がございます。
    前売:1回券1300円 3回券3000円(複数名使用不可)
    当日:一般1500円 大学・専門学校生・シニア1200円 高校生・会員1100円
    購入方法等は公式サイトをご確認ください。
【公式サイト】
    https://cs2017.jimdo.com/
    公式サイトでは各界からのコメントを多数掲載中!

特典情報

●チェコのオリジナルポスターで有名な「テリー・ポスター」のポストカードをポストカードを11/11 先着96名様にプレゼント!
●3回券を購入の方に特製ミニポスターをプレゼント!(数量限定)
●11/11(土)初回『パーティーと招待客』上映後にペトル・ホリーさん(CHEKOGURA)のトーク有り!

左:ポストカード見本/右:特製ミニポスター

公式本情報

『チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ』公式本を国書刊行会より10月末、刊行予定!
128ページ 1800円(税別) 問い合わせ:03-5970-7421